家にいる時間　DIYで朽ちかけた家に命を吹き込む

歩いてほど近いところに義父母たちが住んでいた家があります。

人が住まなくなると半年もしないうちに家が朽ちていくんですね。

毎日空気の入れ替えをしていても、そのうちイタチや猫がどこかのすきまから家の中に入ってくるのです。本当にびっくり。

それでは残念なので孫（子供）が住み始めたころ。

家時間の活用。ちょうど家時間が長くなった期間に２か月かけてDIYにチャレンジ。

和室を洋室に試みました。

自分たちでするのは時間がかかりますが、朽ちかけた姿がすこ～～しづつ生まれ変わり家に命が入っていく様子はなんとも心うれしいものです。

部屋に灯りが灯りました。

まずはかべの補強

和室のじゅらく壁は環境にやさしい塗料でペイント。
まず、じゅらく壁がはがれてこないようにヤヨイシーアップシーラー　で　吸水調整をしながら下地のじゅらく壁がはがれないように補強。透明のジェル状でこれを１回塗るだけでじゅらく壁がしっかりします。

これがペイントするときの衣装。不織布のフード付きオールインワン。これなら天井を塗るときも完璧です。

次に下塗り

ヤヨイシールパテで下塗り。こちらも環境にやさしいタイプです。

シールパテは顔の化粧下地のようなもの。

これを塗ることで上塗りの塗料がむらなく塗れるのです。

海外の友達に聞くと直接上塗りだけだよといいますが、これをきちんと塗ることで仕上がりが断然違うのです。

シールパテ１塗り目

最後は上塗り

トラボトレンドカラーズ（水性塗料）嫌な臭いがしない。絵具を塗っている感じで気持ちよく塗れます。こちらも２回塗り、１回でも結構綺麗ですが、２度塗るとムラがありません。

クリーム色と柱はナイトブルーの２色使い。色の境目はシールテープをはって色がにじみ出ないように・・ペイントは完了。
あとは畳をフローリングに変えるだけ。

フローリングだけはプロにお願いしました。流石２日間で見違える程に。

早い！美しい。

今回お世話になったのは　大阪守口のはせがわ工務店さん。地元ローカルの工務店さんはさすが小回りが利いて仕事もきれい。

こうして保証書まで送ってきてくださいました。うれしい心使いですね。

巣ごもり時間を生かして、使わなくなった家に命を吹き込むことができました。リフォームも時間が許せば自分たちでできることと専門家にお願いすることと分けてやってみるのもいいものだと思いました。
自分たちでするとプロの素晴らしさもすごーくわかります。

もちろん自分たちで時間をかけて作ったものは少々の汚れや色むらもご愛嬌！愛着が沸くものです。