縄文の土偶に私たちの命そのものを大切にするルーツがありました!
長野県茅野駅で目に留まった土偶の像。茅野市は土偶の里とか。
なんともふくよかで愛くるしい姿なので思わずシャッターを切ってしまいました。
右側の仮面の女神も左側の縄文のビーナスも茅野の尖石古墳からみつかったもの。
土偶の国宝は5体あるうちの2体がこちらなのだそうです。
実際の大きさは30センチメートルくらい。
土偶の女神はすべて女性、それも妊婦ばかり。今からだいたい5300年前の日本で多くの土偶がつくられていたそうです。その数は2万体以上。
縄文時代の平均寿命は25歳前後。土偶は妊婦の安全を願った像。妻に対する愛、子供に対する愛を土偶という形にしてあらわしたもの。いわば妻や娘の命の身代わりとしての願いが土偶なのですね。
人々の思い。身近にいる妻や娘命そのものを大切にしようとする優しい心が・・日本の縄文時代にからあった。私たちのルーツにこのような優しい思いが流れていると思うとなんだか心暖かくなります。当時はずっと戦争などもなかったそうです。
身近なものへの命を大切にする思いがあれば争いなど起こらないのだな。いまよりずっと崇高な心の文明があったのだなと思いを馳せます。
今こそ、今だからこそ 人として素直に愛する思いや命を大切にする思いを表現して行こうと思えた旅です。
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