歳神様を迎える準備を整えて健やかに新年を迎えましょう
歳神様(年神様)とは
大晦日の夜、元旦の0時にご先祖さまを導いて各家庭を訪れ、その家族と一緒にすごされ、一年間の健康と幸福を授ける神様といわれています。
お米や穀物がたくさん稔る(みのる)ようにしてくれる お米の神様「穀物神」として人々を見守ってくれるといわれています。
お正月に私たちは「お鏡餅」を供え、「門松」や「しめ縄」などのお正月の飾り付けをします。
これは、歳神様や帰って来られるご先祖様に対する「目印」ともいわれます。
大掃除をする意味
歳神様を招くために、12月13日の「ことはじめ」から家や神棚の掃除をはじめます。大掃除のルーツは神社などで行われる煤払い(すすはらい)です。
昔は社寺の厨や家の中には 囲炉裏やかまどがあり、家の中が煤だらけになったので、煤を払うことが掃除の象徴でもありました。
そして払うという言葉には、清めるという意味もあり、家の中を清め、「歳神様」を新年にお迎えするために、年末にさまざまな支度をします。
神様の入口となる玄関を掃除して清める習慣や、お正月飾りやお供えを飾るのも、歳神様をお迎えする準備なのです。
住まいの顔でもある玄関。
いつもより少し、手入れをして歳神様を迎えるにふさわしい玄関にしましょう。
・玄関ドアは基本、水拭きを。
家の外側で砂ぼこりが付いているようなときはまず、乾拭きで表面にホコリを落としてから、水拭きをすると汚れが残らず綺麗にできます。
・ドアノブや鍵穴周辺は手で直接触れる部分なので、手あかなどが残らないよう特に丁寧に拭き上げます。
・玄関ドアの内側は、溝やくぼみの埃を羽根はたきで優しく払って。
ドアノブまわりはしっかり拭き掃除を。
・玄関のたたきは水で流せる玄関の時は時には、水を流してタイルの目地に入った汚れを洗い流し、ピカピカに。
水を流せない場合は、水で絞ったセルロースタオルで拭き掃除。
これだけでも床はピカピカになります。
・シューズボックスも、中身を取り出して拭き掃除。
中に防臭剤や除湿剤を入れている場合はこの機会に取り替えをしましょう。
お正月飾りは29日、31日を避けて
大掃除が終われば、いよいよお正月飾りの出番。
飾り付けは27日、28日
にするのがベスト、
ベターは30日。
29日(二重苦)、31日は(一夜飾り)
は避けた方がよいとされています。
門松は神様の疲れを癒す場所
門松は 新年の歳神様が天から降りてくる際、家に迷わず来ていただくための目印となり神様が長旅の疲れを癒す宿り木になるといわれています。
しめ縄飾りは神聖な場所、無病息災祈願
しめ縄飾りには、歳神様をお迎えする神聖な場所という印で、新しい年の無病息災を願いを込めて玄関に飾ります。
玄関をきれいに整えることは、神様のためでもありますが、家を訪れるお客様、そして何よりも、毎日くらす家族にとっても心地いいことですよね。
すっきりとピカピカの玄関で新しい一年を過ごせるよう、願いを込めて年末の掃除をしてみましょう♪
今年はこれまでになくいろいろなことがあった年ですが、一年の締めくくり 終わり良ければ総て良し。
歳神様を迎える準備を整え、すこやかに新年をむかえることができますように。
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