2021年の干支(えと)は辛丑(かのと・うし)。どんな年になる?


今年ももうあとわずか。

なんだかいつもより時の流れが速く感じるのは歳のせい?ばかりではないように思います。


さて2021年「辛丑」年は、いったいどんな年になるのでしょうか?


丑はゆっくりと歩み続ける



「丑」の漢字は、もともと「からむ」という意味があり、芽が種の中で伸びることができない状態を表しています。


種の中にはち切れそうなくらいの生命力を宿しているけれどまだ芽が出ない根を張る我慢の時。


また、丑(牛)は昔から食料としてだけでなく農業や物を運ぶ生活の労働力としても人々を助けてくれる大切な動物でした。


「紐」という漢字に「丑」の字が使われているように、人々との間を「結ぶ」存在という意味も込められているんですね。


丑(牛)の歩みはゆっくりですが、地道に最後まで手伝ってくれる様子から、丑年は「我慢」の年、「発展の前振れ」の年になると言われています。


まだ芽が出ませんが歩みを止めてはいけない年になりそうです。


辛は痛みを伴いながら交代



また十干の「辛」(かのと)を見てみましょう。


「辛」という漢字は、「からい」「つらい」とも読み、体の感覚を表しています。


五行思想では五味の「辛」は「金」の気にあたり、季節では秋の終わり頃、植物でいえば枯れた状態で、実は腐って地面に落ち、次世代のタネを大地に還す途中といったイメージです。


「辛」は思い悩みながら、ゆっくりと衰退していくことや、痛みを伴いながらの交代意味しています。


なのでこれまでの経験や思いとは違うことがもっとおこってくるだろうと予測できます。



変化を受け入れる柔軟な心と個を大切にする



では「辛」と「丑」はどのような関係にあるのか。


五行では「辛」は「金」の気、「丑」は「土」の気で、この2つは「土生金」と呼ばれる「相生」の関係~相手の力を生かし強め合う関係です。


「辛」で思い悩みながら衰退をしつつ、「丑」で新しい生命の息吹がある。マイナスが大きければ大きいほどプラスも大きくなる。


ということですから、来年もおだやかではない、でもそれをしっかりのりこえれば新しい時をつかめる変化の年になりそうです。



そして、大きな希望を手に入れるカギは焦らず歩みを止めずに慎重に進めることと強い意志。


これが試される1年になりそうです。


強い意志とはこれまでの経験と常識を変えないことではなく、新しい価値観を受け入れ、慣れていく柔軟な心を身に付けていくことなんだと思います。


柔軟に対応するには自分の芯が無ければ流されてしまうのでその芯もしっかりさせていく必要もあるでしょう。



まだまだ世の中が変わります。


私自身結構頑固者・・新しい常識を受け入れていけるのか、人生楽しんでいけるのか未知数です・・でも楽しみでもあります。


新しい時代にこれまでの「あたりまえ」とは違う幸せの形を、受け入れ人生育んでいきたいものだと思います。


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