ストレスや不安で揺らぎやすい春にしっかり体を整えよう
まもなく4月。木々は芽吹き、桜の花がさきはじめましたね。
東京では今日は雪からみぞれ、雨風に変わりました。大阪でも陽はあっても肌寒く感じる日でした。
今は花冷えの季節、三寒四温という言葉があるほど気温も安定しない時期です。
特に世界的な新型コロナウイルスの猛威でこれまで経験したことのない環境の変化に不安がつのったり、ストレスも溜めてしまいがち。
心も身体も大きくバランスを崩してしまわないよう、揺らぎやすい春を心地よくスタートできる養生のポイントをお伝えします。
1.春が来た!といきなり薄着にならない。
身体を冷やさないようにしましょう。まだまだ気候が安定しません。
お昼はポカポカ陽気で気持ちよかったのに、夜はぐっと冷え込むなどの気温差があるのも春の特徴です。
少しづつ春の気候になれるようにしましょう。
特に首、手首、足首、腰が冷えると風邪(ふうじゃ)が体に入りやすくなります。
また肩甲骨の間にあるツボ風門も冷えると風邪(ふうじゃ)が入りやすくなります。
大判のストールや薄手のアウターなどで気温の変化を調整して、身体を冷やさないようにしましょう。
2.体を動かして気分転換をする。
朝の散歩をすると気分がすっきりするものです。外出できないときは家の中で軽く体を動かして気分転換するのをおすすめします。
体を動かすとなんだか気分がスッキリするのは、身体を動かすことで血液やエネルギーが一か所に集中するのでなく、身体を廻ることができているからなんです。
軽めの運動でかまいません。ストレッチや窓を開けて深呼吸をするだけでも効果があります。好きな音楽を流しながらしてみるのもリフレッシュ効果が高まります。
疲れているときは身体を動かすのも億劫になりますが、そんなときほど少しの時間でも体を動かして気分転換をしましょう。
3.旬の食材を食べよう(自然な甘みと苦み)
まず春は「雑穀」や「野菜」などの自然な甘味を多く取りましょう。
山芋やハト麦の自然な甘味は消化吸収の働きを助けて元気を与えてくれます。
また春キャベツやアスパラなど甘みのある野菜も消化吸収を助けてくれます。
旬の野菜をたっぷり食べて、身体にエネルギーを届けてあげましょう。
また、冬は冬眠の時期ですのでカラダの中に脂肪や毒素が溜めていきます。
そして、春になると代謝を活発にしてそれら老廃物を流していかなければいけません。それを助けてくれるのが、“ふきのとう、たらの芽、ワラビ、ぜんまい、つくし”などの苦みのある食材です。苦みのある食材は新陳代謝を高めて身体から老廃物を出し、身体を目覚めさせてくれる効果があります。
まとめ
新学期、新年度は様々な不安や、ストレスが多くなる季節。揺らぎやすい春を心地よくスタートするために 春の養生を生活に取り入れて 心地よいスタートを切りましょう。
1.春が来た!といきなり薄着にならない
2.体を動かして気分転換をする
3.旬の食材を食べよう(自然な甘みと苦み)
環境の変化と自分の身体との調和を取りながら、春の恵みを日常に取り入れましょう。
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